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出会い

出会いのまえに、私たちは必ず立ち止まり考えなければならないことがあります

私たち人間社会が作る「流行」が、小さな命を、ぬいぐるみやゲームを生産するかのように
大量に作り
そして…大量に殺しているということを、忘れてはいけません。
そして、私たちの「無知」が、お金のために死んでゆく命を生んでいるということを
忘れてはいけません。

ショーケースに並ぶ小さくて可愛いその命が、いったいどこでどのように生まれたのかを
私たちは知らなければいけません。

私たちが命を重んじ、私たちが知識を身に付け、私たちがしっかりとすることで、
そこに相応しくない形を無くしていくことができるのではないでしょうか?

まずは私たちの「知らない」を「知っている」にすること。

ひとつは
パピーミルについて
・DOG RESCUE TEAM Angels
http://angels2005.org/201102rescue/
・朝日新聞DIGITAL犬の大量遺棄事件から考える生体小売業というビジネス規制強化は待ったなし(2014年11月)http://www.asahi.com/ad/sippo/opinion/p201411_01.html
・Say NO Project
http://sayno.chobi.net/seitai/index.html


もうひとつは
犬の遺伝性疾患について
・「売れる犬」ゆがんだ繁殖 遺伝性の病気、日本で突出朝日新聞デジタル2015/05/30
http://sippolife.jp/article/2015053000001.html
・小型犬が抱える頭と脳の形の問題(dogactuallyより)
http://www.dogactually.net/blog/2014/02/post-493.html
・虐待繁殖について考える (1)(dogactuallyより)
http://www.dogactually.net/blog/2010/08/1-6435.html
・虐待繁殖について考える (2)(dogactuallyより)
http://www.dogactually.net/blog/2010/09/2-fee0.html
・虐待繁殖について考える (3)(dogactuallyより)
http://www.dogactually.net/blog/2010/09/3-0b30.html


そしてもうひとつ
犬の社会化期について
なぜ子犬の販売に「8週齢規制」が必要か? (1)(dogactuallyより)
http://www.dogactually.net/blog/2011/02/8.html
なぜ子犬の販売に「8週齢規制」が必要か? (2)(dogactuallyより)
http://www.dogactually.net/blog/2011/02/82.html


この3つの問題を少し覗いてみるだけでも、今起こっている異常な命の扱われ方が
伝わってくるのではないでしょうか。
そして、この3つを知るだけでももっといろんなことが気になってくるのではないかと思います。




最低限、我が家に迎える子のお父さんやお母さんに会いに行きましょう

お父さんやお母さんがどんな環境で育ったのか、どんなご飯を食べているのか、
どんな方が、どんなふうに育て、どんな想いで赤ちゃんを産ませたのか。
そして、健康であるか(見た目だけでなく、遺伝性疾患の有無や親兄弟の病歴など)
そして幸せそうであるかどうか。
これを知ることはとっても重要だと思います。

我が家へ迎える新しい家族にとっても、大切なこと。
そして、この子を産んでくれたお母さんを守るという意味でもとても大切なことだと思います。


譲渡会へ行って見ましょう

まずは「知る」という意味も込めて、譲渡会へ足を運んでみるというのも素敵な一歩だと思います。
そこで、いろんな人と繋がってみましょう。
きっとそこには、たくさんの犬と接し、共に生活してきた経験を持つ人たちとの出会いがあるのではないでしょうか。

また、商売で犬を連れてきているのではないので、犬を家族に迎えるときの、メリットだけではなく、大変な一面も聞かせてくれるのではないでしょうか。

「欲しい」という気持ちが前へ出て、どうしても良いことばかりを想像してしまいがちになっている私たちに、向き合う姿勢を教えてくれるのではないでしょうか。

また、譲渡会には、1度ではなく何度か通ってみることも大切です。
同じ場所ではなく別の譲渡会でいろんな方のいろんな話を聞いてみるのも良いかもしれません。
何度か通っているうちに、素敵な運命の出会いがあるかもしれませんね(*^_^*)



海外では犬を家族に迎えるとき、保護された犬たちが生活するシェルターに、出会いを求めて行く人が多いのだそうです。
それは一般の家庭の家族だけではなく、スターやセレブも同じだそうです。

ジョージクルーニーや
ジョージ・クルーニとシェルターから迎えたアインシュタイン君出典www.peoplepets.com.jpg
出典www.peoplepets.com

オーランドブルーム
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出典http://matome.naver.jp/odai/2144359819031289201?page=2

シャーリーズ・セローンも(*^_^*)
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出典:http://animalfair.com

彼らにはどんな高級な犬だって買えるお金はきっとあるでしょう。
でも大切にしているのはそういうことではないのですね。
もちろんスターやセレブがみんなそうだというわけではありません。
でも、日本にくらべると、とてもたくさんの人たちがシェルターの存在を知っていて、そこから家族を迎えているのです。
日本でもこんな風に出会える社会が当たり前になることを願っています。


私たちは今、インターネットを通じて様々な情報を知ることができます。
そして、発信することができます。

遠くの…会ったこともない誰かと、想いを共有することができます。
そしてそれを膨らませて、みんなの想いにすることだってできます。

みんなの想いは、やがてみんなの当たり前になります。

だからひとりひとりがきちんと想うこと。考えること。知ること。届けることを大切に
してほしいと、思っています。




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