ライフスタイル
今の社会のしくみの中で、犬と一緒に生活をするということは、場合によってはたくさんの制限の中で生活するということかもしれません。
学校や職場、電車や飛行機、映画館やプール。ファミレスやスーパー。
犬と一緒に入れない所や大きさや犬種によって制限が設けられているところ、また、人間にとっては楽しい場所でも犬にとって良い環境ではないところなど、さまざまな理由によりともに行動することがむずかしく、どうしてもお留守番の時間が増えてしまいます。
そんな中で、あなたやあなたの家族のライフスタイルがさらにこの子に寂しい思いをさせてしまうことになるかもしれないということを考えてみましょう。
・あなたは一人暮らしではありませんか?
・1日のうち、起きている間のどのくらいの時間を一緒に過ごすことができますか?
・お留守番の時間はどのくらいですか?
・1人ぼっちの時間が少ない生活を、今後10年以上続けることができますか?
・友達や恋人との関係の中で、この子のことを優先して考えることはできますか?
(学校や仕事帰りの誘いを、自分だけ断って毎日お散歩やごはんのお世話などをすることができますか?)
・犬と一緒に出来ない趣味がたくさんありませんか?
あなたにはたくさんの友達がいるかもしれません。
あなたは1人でどこへでも行かれるかもしれません。
でも、この子にとってその一生はあなただけです。
私たちの人生の長さに比べたら、たった10数年の一生。
その1日1日を「待つ」ということで埋めていくことになるのであれば、今は迎えるときではないのかもしれませんね。
彼らの人生(犬生)は私やあなたのためにあるのではないということを、しっかりと考えなければいけないのでしょうね。